知らなかったでは済まされないこと

「日本人配偶者等の在留資格」、
いわゆる 配偶者ビザ は、
比較的自由に就労できることもあり、
「安定したビザ」というイメージを持たれがちです。

ただ、実務の現場では
思わぬところに注意点がある
在留資格でもあります。


一番大切なのは「婚姻の実態」

配偶者ビザで最も重視されるのは、
法律上の婚姻があるかどうかだけではありません。

  • 実際に同居しているか
  • 夫婦としての生活実態があるか
  • 連絡や交流が継続しているか

こうした
実態面が非常に重要視されます。

たとえ戸籍上は婚姻関係が続いていても、
実質的に破綻している場合、
在留資格上は問題になる可能性があります。


別居=即アウト、ではありませんが…

誤解されやすい点として、
別居している=必ず不許可
というわけではありません。

ただし、

  • 別居の理由
  • 別居期間
  • 今後の夫婦関係の見通し

これらを
きちんと説明できるかどうか
大きなポイントになります。

「なんとなく別々に住んでいる」
という状態は、
リスクが高くなりがちです。


就労の話と、配偶者ビザは切り離せない

配偶者ビザは、
就労制限が少ない在留資格ですが、
婚姻関係が前提であることは変わりません。

「仕事はちゃんとしているから大丈夫」
「会社が必要としているから問題ない」

そう思っていても、
在留資格の判断基準は
そこだけではありません。


事実を隠すことが、一番のリスク

相談を受けていて感じるのは、
事実を隠してしまうことが
一番大きなリスクになる
という点です。

  • 別居していること
  • 夫婦関係がうまくいっていないこと

こうしたことを
「言わない方がいいのでは」
と思ってしまう気持ちは理解できます。

ですが、
後から分かる方が、
状況はより厳しくなります。


さいごに

配偶者ビザは、
とても大切な在留資格です。

だからこそ、
「今の状況で大丈夫か」
「何に注意すべきか」
を、早めに整理しておくことが重要です。

ねむの木行政書士事務所では、
申請ありきではなく、
状況を正しく把握するところから
お話を伺っています。

少しでも不安がある場合は、
「まだ依頼するか分からない」
その段階でも構いません。

正直に話すことが、
一番の近道になることもあります。