〜「まだ元気」な今だからこそ知ってほしいこと〜
「任意後見」という言葉を聞いて、
すぐに内容が思い浮かぶ方は、
実はあまり多くありません。
でも最近、
認知症や将来の備えについて考える中で、
この制度の名前を目にする機会が
少しずつ増えてきているように感じます。
任意後見は「今すぐ使う制度」ではありません
任意後見は、
判断能力がしっかりしている“今”のうちに、
将来の備えとして契約しておく制度です。
「まだ元気だから関係ない」
そう思われる方も多いのですが、
実はその“元気な今”でないと
できない手続きでもあります。
もしものときに「誰に託すか」を決めておく
任意後見では、
将来、判断が難しくなったときに
自分の代わりに支えてくれる人を
あらかじめ決めておきます。
- お金の管理
- 役所での手続き
- 生活に関わる契約ごと
そうしたことを、
「この人にお願いしたい」と
自分の意思で選べるのが大きな特徴です。
家族がいても、話し合いは大切です
「家族がいるから大丈夫」
そう思っていても、
いざというときに
判断や手続きで困ってしまうケースは少なくありません。
任意後見は、
家族を信用していないから使う制度ではなく、
家族の負担を軽くするための制度
とも言えると思います。
さいごに
任意後見は、
不安をあおるための制度ではありません。
「こうなったら、こうしてほしい」
その気持ちを、
きちんと形にしておくための仕組みです。
今すぐ決める必要はありません。
でも、知っておくことには意味があります。